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大豆製品と乳酸菌で乳がん予防?

豆乳や納豆などの大豆製品が乳がん予防になるのはナゼ?

最近の調査結果で、10~40代で大豆製品や乳酸菌を含む飲料を頻繁に取っていた女性は、その後の乳がん発症の危険性が低かったという報告がありました。
乳酸菌は発癌リスクを減らしたりがん予防に働くことが期待されており、ヨーロッパやアメリカでは、乳がん、大腸がん、膵がんなどの発症予防に役立つという報告もあります。

2003年、厚生労働省研究班が「お味噌汁を一日3杯以上飲むと乳がんの発生率が40%も下がる」というニュースを発表しました。これは大豆に含まれるイソフラボンによるものと考えられています。
イソフラボンは大豆に含まれるポリフェノール(フラボノイド)の一種のこと。「植物由来のエストロゲン」とも言われます。体内でエストロゲンと似た作用を持つので、閉経後の女性(=エストロゲン分泌が少なくなった状態)の骨粗鬆症や更年期障害、抗酸化作用を通じて動脈硬化予防などに効果があると言われています。

イソフラボンが「弱いエストロゲン」だということが一つのポイント。体内活性という体の中での働きを示す指標は、本物のエストロゲンの1000分の1以下程度とも言われています。

つまり、体のなかにエストロゲンが過剰にあるときは、イソフラボンが過剰なエストロゲンの邪魔をしてその働きを弱めてくれ、逆にエストロゲンが体内に少ない時はその代わりをしてくれることで、体の中のホルモンバランスを取ってくれると考えれられるのです。

厚生労働省(平成18年)によれば、大豆イソフラボン(アグリゴン換算で)の上限値は、食事から取られるものを含めると1日あたり70~75mg、食事以外からの特定保健用食品としては30mgくらいまで、となっています。

いくら働きが弱いとはいえ、過剰摂取することで子宮内膜症が増えたり、月経周期に影響が出ると考えられているので、あくまでもほどほどに。 【All About「女性の健康」ガイド記事転載】
(更新日:2010/01/28)